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歯科経営
2024年09月24日

コンサルタントの視点から:「歯科医院の身だしなみ基準を考える」

1.はじめに

最近は、身だしなみ基準がないことを条件に就職先を探す歯科衛生士やスタッフが増えているようだ。
そのため、採用を目的として身だしなみ基準を緩和する医院も増えてきたようだ。

とはいえ、心理学者のメラビアンの法則では、第一印象は、視覚55%(雰囲気・外見、表情・視線)、聴覚38%(声の質・話し方)、言葉7%(話す内容)、で構成され、第一印象は2秒で形成され、続く4分間で完全に評価が固まってしまうという。
そして、第一印象は二度と変えられない。つまり、スタッフの身だしなみが医院の信頼感に少なからず影響を与えるのだ。
では、歯科医院の身だしなみ基準をどう考えればよいのだろうか。

2.職業と身だしなみ基準

例えば、銀行員やホテルのフロント係、百貨店の売り場係などは、お客様からの信頼感が業務に影響を与えるために厳しい身だしなみが求められる。
歯科医院では、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士など多様な職種が勤務しており、それぞれに守らなければならない身だしなみ基準があると考えられる。特に、医療機関であり患者さんの「口」に直接触れる仕事であるため清潔感が最重要である。
また、子どもや高齢の患者さんの安全と信頼感を確保する必要がある。
共通に守らなければならない身だしなみ基準を整理すると表のようになると考えられる。

3.まとめ

「身だしなみ」は、周囲の人に不快感を与えないように服装や髪型などを整えることであり、周囲から見て違和感がなくその場にふさわしい格好をすることである。
「おしゃれ」は、自分が洗練されて見えるように、自分の好みやセンス、流行を取り入れて、他人に見せるための格好をすること、といえるだろう。

歯科医院は不安を抱える患者さんが来院される医療機関であり、小さなお子さんから高齢者まで多くの患者さんに安心感と清潔感を与えられる「身だしなみが必要だろう。

この機会に自医院の身だしなみ規準を見直していただきたい。                   


執筆コンサル

木村  泰久

木村 泰久

(株)M&D医業経営研究所
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