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歯科経営
2025年12月24日

マーケティング・ヒント:「キッズコーナーを考えよう」

執筆した医業経営コンサルタント

木村  泰久

木村 泰久

(株)M&D医業経営研究所
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「うちの医院、最近子供連れの患者さんが減った気がするな…」そう感じたことはありませんか?

小児歯科を標榜していなくても、子供を連れた保護者が来院することは少なくありません。
むしろ、家族で通ってもらえる医院ほど安定的な経営につながります。
ところが、「子供がじっとしていられない」「待合室で騒いでしまうのでは」と心配して、来院をためらう保護者が多いのです。

そんな中、近年は「キッズコーナーのある歯科医院を選ぶ」という行動が、ネット検索や口コミを通して一般的になってきました。つまり、キッズコーナーは単なる「遊び場」ではなく、「選ばれる歯科医院」になるための入口なのです。

一方で、「スペースがない」「スタッフの目が届かない」「子供向け設備に費用をかけられない」といった理由から、導入を見送っている医院も多く見られます。
では、限られたスペース・限られた予算でどんな工夫ができるでしょうか?

①「小さくても、目的を明確に」:

キッズコーナーの目的は、豪華な遊び場をつくることではありません。大切なのは、保護者が安心して治療を受けられる時間を確保することです。
そのためには、「待ち時間の15分」「診療中の30分」を、子供が安心して過ごせる仕組みを考えるだけで十分です。
たとえば、人気キャラクターの絵本コーナーを設ける、靴を脱いで上がれる半畳のカーペットスペースを用意する、タブレットでアニメや子供向け動画を見られる環境を整えるなど、どれも、特別なリフォームをしなくてもできる工夫です。

②「安全と清潔」を第一に:

子供が使う場所ですから、角のない家具、丸みのあるおもちゃ、衛生的に保てる素材を選ぶことが基本です。
近年はマイナンバーカード受付でスムーズに手続きができるようになり、受付スタッフの負担が軽減されている医院も増えています。その分、スタッフがキッズコーナーにも目を配れるようになれば、安心感は一段と高まります。
また、感染症対策の観点からも、定期的な消毒やおもちゃの入れ替え、使い捨て素材の活用を心がけるとよいでしょう。「清潔で安心できる場所」であることが、医院全体の印象を底上げします。

③「スタッフ教育と連携」:

キッズコーナーを設けるだけでは不十分です。
受付スタッフが子供に笑顔で声をかけたり、保護者の不安を軽減できるような対応があってこそ、「行きやすい歯科医院」として評価されます。
接遇教育の一環として、子供連れ患者さんへの声かけマニュアルをつくるのも効果的です。「お子さんもいっしょにどうぞ」「こちらで少し遊んでいてね」といった一言が、来院への心理的ハードルをぐっと下げます。


キッズコーナーの目的は、大きく分けて2つです。

1.子供を持つ患者さんにアピールし、選ばれる医院になること。
2.子供を持つ患者さんの負担を軽減し、通いやすい環境を整えること。

この2つを意識するだけで、設計や導線の考え方が変わってきます。たとえスペースが狭くても、「ここなら子供を連れて行っても大丈夫」と感じてもらえれば、それが大きな信頼につながります。

「次に来るのが楽しみになる歯科医院」

その第一歩が、キッズコーナーづくりかもしれません。

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